子ども将棋教室日誌

1月26日(土)参加者7名 講師4名

<本日のメニュー>
1 香の手筋を覚えよう
2 子ども同士対局、指導対局
3 級位認定問題にチャレンジ!


解説にじっと聞き入る子ども達(と講師)

 今日は最初に香の手筋について学習しました。
まずは超基本問題から。 


▲5九香で「田楽刺し」が決まります。角の頭は常に注目です。

今日の問題の中ではやや難易度が高かったか。
それでも講師のヒントをもとに、4名が正解にたどりつきました。
正解は各自考えてください(笑)
どうしても知りたい方は支部メールでお問い合わせを。

この日の指導対局(6枚落ち)で見た局面から。

12月の教室で6枚落ちの定跡を勉強しました。
定跡通りの進行で勝てるようになった子には上手も変化してきます。
それが1図の▽2四歩。
このまま端を攻めるとどうなるでしょうか。

1図以下の指し手 その1
▲1八飛▽2三金▲1四歩▽同歩▲同香▽1三歩(2図)

気づいた時にはもう遅い。香を取られて敗れていく下手の多いこと。
▽2四歩は▽2三金で1筋を守る狙いです。
▽このまま▲1四歩と突いてもうまくいかないことは、しっかり読まなければいけません。
では、上手が▽2四歩と突いてきた場合、どうするか?

1図以下の指し手 その2
▲2六歩▽2三金▲3八銀▽7四歩▲2七銀▽3二玉▲3六銀▽3四金(3図)

この場合は、▲2六歩から棒銀で攻めるのがいいでしょう。
次に▲2五歩からの金銀交換が狙いです。
上手の守備力を下げてから、端を狙って攻めるのです。

相手の手の意味やねらいをよく考えて
指し手を決めていきましょう。


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