子ども将棋教室日誌

平成21年1月17日(土)参加者11名

<本日のメニュー>
1 歩を使って攻めよう
2 コース別詰将棋
3 子ども同士対局、指導対局、級位認定チャレンジ

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
今年は昨年よりも当日誌が更新できるようにがんばります(笑)

第1講座「歩を使って攻めよう」

 4つの図面を例題に、歩の手筋を効果的に使った攻め方を勉強しました。
 今回も管理人(初段)は一目で答えがわからず。
 こんなに難しいことを勉強してるんだ〜と後ろで見ながら一人感心していました。
 なかなか、自力で正解を見つけられる子はいませんでしたが、
 先生が最後に答えを言うときの、子ども達の書くスピードが格段に上がってきました。
 「▲9五歩△同歩▲6四歩△4六角…」と、さらさらっと書いています。
 こんなところからも子ども達の成長は垣間見えるのでした。

第2講座「コース別詰将棋」

 本日の優勝はHorくん。
 そろそろ5手詰めにチャレンジしましょう。
 教室内きっての長考派Fくんは5手詰めコースに挑み、ノーミスで合格しました。
 こういう慎重さが、実戦でいざというときに役立ちます。
 念には念を入れる読みの習慣をつけていけるといいですね。

第3講座「子ども同士対局、指導対局、級位認定チャレンジ」

 対局の時間では新たな試みが始まっています。
 子ども同士の対局、また指導対局の際に、一局ずつ勝敗の記録をつけるのです。
 そして規定の条件を満たすと、昇級というシステムです。
 条件は決して優しくはありませんが、目の前の一局に全力を尽くす子どもが多くなってきました。

その中から一つ、Miyくん(1級)とK五段の二枚落ちの最終盤を紹介します。
下手の次の一手がお見事でした。



 詰将棋が大得意のMiyくん。
 ここから鮮やかな決め手を放ちました。 

 ▲2四飛!△同金▲3二金引△2三玉▲2二金打
まで、下手の勝ち。

飛車の横利きがなくなると先手玉は即詰み、という状況でもあり、飛車切りは勇気のいる決断。
比較的易しい5手詰めではありますが、詰将棋とは違って、
実戦では詰みがあるかどうかを自分で見つけなくてはいけません。
(詰将棋は、詰みがあるということは最初からわかっていますよね)

K五段に二枚落ちで勝つとは…Miyくんもそろそろ初段が視野に入ってきたかもしれませんね。


次回の教室は1月31日(土)の予定です。
 

 
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